2Aユニットのご紹介
2Aユニットの特徴(障害者施設等一般病棟:46床)
外傷や疾患によって脊髄を損傷された方、神経難病の方、整形外科疾患により手術を目的とした患者さまが入院しています。
主な疾患
- 脊髄損傷・頭部外傷後後遺症・神経難病など
整形外科手術対応疾患
- 変形性膝関節症・変形性股関節症・腰部脊柱管狭窄症・椎間板ヘルニア・褥瘡など
装着型サイボーグ「HAL®医療用下肢タイプ」(以下HAL®)を用いた治療
2017年1月から、公的医療保険適応による神経・筋難病(以下難病)患者に対する装着型サイボーグHAL®を用いた治療目的の入院を2Aユニットで受け入れています。
初めてHAL®を用いた治療を受ける患者さんには不安軽減のため、療法部門と連携してオリエンテーションを実施します。また、予定通り治療が行えるよう、皮膚トラブルや疲労感がないかなどを確認しています。
手術室
手術は人工関節の手術を多く行っています。手術日は、週1~2回です。手術室のスタッフは整形外科医、麻酔科医、看護師で、看護師は手術が円滑に進むように、スムーズな器械出しを心がけています。また、手術日以外は2Aユニットで勤務をしているため、患者さんの術前から術後にかけて安心したケアを提供しています。
多職種と病棟でミニカンファレンス
日々の看護においては、残存機能を活かしセルフケア能力を高められるように、看護師が中心となりチームアプローチを行っています。多職種とカンファレンスを行い、リハビリテーションにおける目標を共有し、在宅復帰、復職や復学に向けた支援を行っています。
日常生活動作の再獲得に向けた支援
リハビリテーションにて向上した身体機能が、日常生活で生かせるように、病棟の中で行っています。患者さんに合わせた方法を多職種と連携を取りながら、検討し支援しています。