脊髄障害患者の日常生活動作の獲得に関する調査
- 研究の対象
2023年5月1日までに茨城県立医療大学付属病院に入院した患者さんであり、脊髄障害を呈する方が対象となります。 - 研究目的・方法
・当院における脊髄障害者の日常生活動作の獲得に関するデータの推移を明らかにすること
・当院における脊髄障害者の日常生活動作の獲得に関するデータの推移を論文や学会等で公表されているデータと比較検討することを行うことにより、新たな入院患者さんに対する個別の治療指針を立てることに役立てます。また、当院における脊髄障害者に対するリハビリテーションの更なる発展に役立てます。
- 研究に用いる試料・情報の種類
①カルテの基本情報として以下のデータを取得します。
年齢、性別、疾患名、発症(受傷)日、既往歴(脳卒中、心疾患、呼吸器疾患、整形疾患等)、経過、身体所見、神経学的所見、動作所見、日常生活自立度、画像所見②日常生活動作の指標となる以下のデータをカルテより取得します。
・Spinal cord independence measure version 3(SCIM-III)
脊髄損傷者に特化した日常生活動作の獲得機能の指標であるため、変化を鋭敏に評価できます。
・Functional independence measure(FIM)
一般的にリハビリテーション医療において使用さている日常生活動作の自立度の指標であり、公表されている外部のデータとの比較に役立つと考えられます。 - お問い合わせ先
本研究に関するご質問等がありましたら下記の連絡先までお問い合わせ下さい。
ご希望があれば、他の研究対象者の個人情報及び知的財産の保護に支障がない範囲内で、研究計画書及び関連資料を閲覧することが出来ますのでお申出下さい。研究への参加を拒否することができます。
データ・情報が当該研究に用いられることについて患者さんもしくは患者さんの代理人の方にご了承いただけない場合には研究対象としませんので、下記の連絡先までお申出ください。その場合でも患者さんに不利益が生じることはありません。
<照会先および研究への利用を拒否する場合の連絡先>
茨城県立医療大学付属病院 リハビリテーション部 理学療法科
理学療法士 吉川憲一(よしかわ けんいち)
Tel 029-888-9216(理学療法科直通)、E-mail:yoshikawak@ami.ipu.ac.jp