臨床研究のお知らせ

「基礎疾患を有する小児に生じた骨折の調査」

1.研究の対象

  • 本学付属病院開院以降、当院を受診した基礎疾患を有する20歳未満の骨折患者

2.研究目的・方法

 脳性麻痺や神経筋疾患など基礎疾患のある小児の骨折はまれではない。特に、重度心身障害児では骨粗しょう症を合併し骨折する頻度は10-20%と報告されている。しかし、これらの心身障害児に対する骨折予防の対策は十分とはいえない。本研究の目的は、本学付属病院に通院している心身障害児の骨折の特徴を調査し、骨折予防対策を確立することである。

 当院に通院している基礎疾患のある20歳未満で骨折歴のある患者に関して、診療録・検査データを2次利用し、調査結果をまとめて、学会発表・論文発表を行う。

 研究協力者(患者)の基本情報として、年齢、性別、身長、体重、基礎疾患の診断名、骨折受傷部位、受傷年齢、受傷原因、骨折治療方法、歩行能力、摂食方法、内服薬、骨密度、単純X線、CT、血液データを取得する。

 本研究は付属病院診療記録・検査データを2次利用した観察研究である。

 期間:承認を受けた日~令和9331

3.研究に用いる試料・情報の種類

 付属病院診療記録・検査データを2次利用

4.お問い合わせ先

 本研究に関するご質問等がありましたら下記の連絡先までお問い合わせ下さい。

 ご希望があれば、他の研究対象者の個人情報及び知的財産の保護に支障がない範囲内で、研究計画書及び関連資料を閲覧することが出来ますのでお申出下さい。

 また、試料・情報が当該研究に用いられることについて患者さんもしくは患者さんの代理人の方にご了承いただけない場合には研究対象としませんので、下記の連絡先までお申出ください。その場合でも患者さんに不利益が生じることはありません。

 照会先および研究への利用を拒否する場合の連絡先:

                   茨城県立医療大学付属病院 講師 竹内亮子 (研究責任者)

                          電話番号:029-888-9200  学内電話(6542