臨床研究のお知らせ

脳性麻痺患者の麻痺性股関節脱臼・側弯症の調査の調査

1.研究の対象

 本学付属病院開院以降、当院を受診した脳性麻痺患者

2.研究目的・方法

 脳性麻痺患者は過度の筋緊張や不随意運動により、運動障害をきたす。主な原因は筋緊張や不随意運動による股関節の脱臼や、側弯症の進行である。そのため、進行例では日常生活動作に困難を生じ、寝たきりとなることがあり、本人だけでなく、その介護においても家族の負担は大きい。本研究では、本学付属病院を受診した脳性麻痺患者を調査して、股関節の脱臼や、側弯症の進行要素を明らかにすることを目的としている。

 当院を受診した脳性麻痺患者に関して、診療録・検査データの2次利用し、調査結果をまとめて、学会・論文発表をする。

 研究協力者(患者)の基本情報として、生年月日、年齢、性別、身長、体重、診断名、関節可動域、歩行能力・疼痛、単純X線・MRI・CT、血液データなどを取得する。

 その他、処方した内服薬・装具の詳細データを取得する。
本研究は脳性麻痺患者の付属病院診療記録・検査データを2次利用した観察研究である。

3.研究に用いる試料・情報の種類

付属病院診療記録・検査データを2次利用

4.お問い合わせ先

 本研究に関するご質問等がありましたら下記の連絡先までお問い合わせ下さい。
ご希望があれば、他の研究対象者の個人情報及び知的財産の保護に支障がない範囲内で、研究計画書及び関連資料を閲覧することが出来ますのでお申出下さい。

 また、試料・情報が当該研究に用いられることについて患者さんもしくは患者さんの代理人の方にご了承いただけない場合には研究対象としませんので、下記の連絡先までお申出ください。その場合でも患者さんに不利益が生じることはありません。

<照会先および研究への利用を拒否する場合の連絡先>

茨城県立医療大学医科学センター教授 六崎裕高 (研究責任者)
連絡先:029-888-9200  学内電話(6556)

研究責任者:
茨城県立医療大学医科学センター教授 六崎裕高 (研究責任者)
連絡先:029-888-9200  学内電話(6556)