院長からのご挨拶

茨城県立医療大学付属病院
院長 中島 光太郎

 茨城県立医療大学付属病院は1996年に開院以来、リハビリテーション専門病院としてリハビリテーション医療を中心とした診療を通じて、多くの県民の方々の健康の回復、維持、増進に取り組んできました。また、茨城県立医療大学をはじめ医療専門職をめざす学生の実習の場として、病院職員や大学教員、県内の医療専門職の研究の場として、多くの機会を提供しています。さらに、茨城県指定地域リハビリテーション支援センター、小児リハ推進支援センターとして、県内のリハビリテーション医療に係わる医療・福祉機関のネットワークづくりや人材の交流、情報の収集・発信、各種の研修会などをおこない、リハビリテーションを支える人材の育成、医療の質の向上を目指して活動しております。 本院は大学付属病院として、また、近隣に大学や公的研究機関が多く存在するという利点を生かし、リハビリテーション医学・医療における最新の成果を多くの県民の方々に還元していくことを目指しております。一方で、公立の病院として県民の方々にリハビリテーション医療を提供するとともに、皆様がそれぞれの地域で安心して暮らすことができるよう、県内の行政、保健、医療、福祉に携わる地域の方々と連携して支援していきたいと考えています。  今後とも、患者さん・ご家族の声に耳を傾けて、患者さんが快適な環境でリハビリテーション治療に専念され、安全で質の高いリハビリテーション医療が受けられるよう職員一同一丸となって努力していく所存ですので、何卒ご理解・ご支援のほどお願い申し上げます。